ニューカレドニアの離島、イルデパンの人気アクティビティ「ピローグツアー」は、伝統帆掛け船(ピローグ)に乗って美しいウピ湾を遊覧する、現地ツアーです。
このページでは、「ピローグツアー」の詳細をご紹介します。
イルデパンで現地ツアーを探している方、ピローグツアーを検討している方、ぜひ参考にしてみてください。
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現地からイルデパンの魅力や、絶景スポット、最新情報などをお届けしています。
ニューカレドニア、イルデパンへの旅行を計画されている方、興味がある方、ニューカレドニア、イルデパンの名前や存在を知らなった方など含めて、少しでも誰かのお役に立てれば嬉しいです。
南太平洋に浮かぶニューカレドニアは、オーストラリアとニュージーランドの間に位置し、日本から直行便が飛んでいます。フランスパンのような形をしたグランドテール島を本島として、ウベア島、リフー島、マレ島、イルデパンなどの小さな島々からなる、フランスの海外領土です。
ピローグとは
ピローグ(pirogue)はフランス語で丸木舟、カヌーを意味します。
イルデパンの伝統的なピローグは、三角の帆と、1本のアウトリガー(船本体を安定させるための浮材)が付いているのが特徴です。
固有種ナンヨウスギなど、島の木材を使用して作られています。
昔はココナッツの葉を編んだものを帆にし、ロープはココナッツの繊維を利用して作っていたそうです。
ピローグは今でもツアーの他、移動手段、漁に使われている素晴らしい船です。
ピローグは三角帆を張り、風の力で航行します。
そのため、逆風が吹くときや、出発するときなどは、小型エンジンを使うこともあります。
ピローグツアー
ピローグツアーは、美しいウピ湾を1時間から2時間かけてゆっくり遊覧するツアーです。
ウピ湾には、ウミガメやイルカ、エイなどが生息しています。
運が良ければ、ピローグ乗船中に見ることができます。
- ピローグで絶景ウピ湾を往復
- ウピ湾を遊覧後、ピッシンヌナチュレルで自由時間
※ピッシンヌナチュレルまでは歩いて移動
おすすめは、「ウピ湾を遊覧後、ピッシンヌナチュレルで自由時間」
ピローグとピッシンヌナチュレルを同じ日に楽しめるのが良いです。
ピローグツアーのスケジュール
- STEP1朝ホテルの送迎車でピローグ出発地へ
- STEP2ピローグ乗船
- STEP3ピローグ出航
- STEP4ピローグでウピ湾を遊覧・1時間から2時間
- STEP5岸到着・ピローグを降りる
- STEP6ジャングルの中をトレッキング・約2㎞/約45分
- STEP7ピッシンヌナチュレルへ続く川岸に到着
- STEP8入場料を払う・ひとり200フラン
- STEP9川岸を歩く・約15分
- STEP10ピッシンヌナチュレル到着・自由時間
ツアーには昼食が含まれていないので、サンドイッチなどを持参するか、レストラン「LE KOUGNY(ル・クニー)」でランチ
- STEP11帰りのバスの集合場所は駐車場
時間を必ず確認
ピッシンヌナチュレルを満喫
ピッシンヌナチュレルはイルデパンの大自然が創り出した、美しい天然プールです。
サンゴやカラフルな魚が生息しているので、シュノーケリングスポットとしても人気があります。
服装
ピローグツアー参加時は動きやすく、濡れても良い服装や短パンがおすすめです。
また、船上は日差しが強いので、帽子やサングラスなどの紫外線対策は必須です。
靴はジャングルの中を歩くので、歩きやすく、濡れても良い、サンダルやマリンシューズがおすすめです。
ピッシンヌナチュレルへ行くには、「海水の川」を渡ります。
満潮時は川の水位が上がり、水深が膝下くらいまで深くなる時もあるので、服装に注意してください。
持ち物
ピローグツアーに参加する際は、必要なものは全て持って行きましょう。
ピッシンヌナチュレル周辺には、お店や更衣室、トイレはありません。
飲み物
近くに買う場所がないので、必ず1本くらいは用意しておきましょう。
虫除け
蚊は一年中いますが、特に12月から4月は蚊が多い時期です。
ジャングルの中、ピッシンヌナチュレル周辺は蚊が多いので、注意しましょう。
帽子、サングラスなどの紫外線対策
軽食(サンドイッチなど)
近くに売店がないので、宿泊ホテルでサンドイッチなどを注文して持参したり、お菓子などを持って行くとピクニック気分で楽しめます。
水着、タオルなど
更衣室がないので、水着は事前に着用していくのがおすすめです。
シュノーケルセット
ホテルのシュノーケルセットや、私物のシュノーケルセットを持参しましょう。
(ウレロッジホテル・メリディアンホテルは無料貸し出しがあります)
ツアーの予約方法
イルデパンの宿泊ホテルで直接予約できます。
行きたい日程が決まっている場合は、早めに予約するのがおすすめです。
昼食はツアーに含まれていないので、ホテルのレストランでサンドイッチなどの軽食を頼むか、ピッシンヌナチュレル近くのビーチレストラン「LE KOUGNY(ル・クニー)」を予約してもらいましょう。
ビーチレストラン LE KOUGNY(ル・クニー)
11時半から15時
自然への配慮
ウピ湾、ピッシンヌナチュレルはとても美しく、手つかずの自然が守られています。
自然環境を守りながら、ツアーを楽しみましょう。
紫外線対策と環境保護
ニューカレドニアは一年を通して、紫外線が強いです。
特に午前10時くらいから午後15時くらいまでは要注意です。
日陰に入ったり、帽子やサングラスで紫外線対策を行ってください。
海に入る時はラッシュガードなどを着て紫外線対策を。
日焼け止めは、サンゴにとって有害です。
サンゴ、海の環境にできるだけ優しい日焼け止めを選ぶと、環境に配慮できます。
ごみの持ち帰り
ピローグ船上、ピッシンヌナチュレルには、ごみ箱の設置がありません。
美しい自然を守るために、ごみは持ち帰りましょう。
持ち帰ったごみはホテルのゴミ箱へ。