
イルデパンのサン・モーリス記念碑は、島の中心に近いサン・モーリス湾に建つ歴史的な記念碑です。
1848年にフランス人宣教師たちが上陸した史実を記念して1931年に建立され、その後1987年に修復されています。
ここからの眺めは美しく、島の文化と自然を感じられるスポットです。
サン・モーリス記念碑とは
「サン・モーリス」は記念碑が立つ湾の名称で、1848年8月8日にカトリックのフランス人宣教師グジョン神父、シャトル神父、ルデール神父が上陸した地として知られます。
記念碑は宣教師の上陸を記念して1931年に建立され、島の人々に大切に保存されています。

記念碑の見どころ
記念碑の周囲には、イルデパンの住民による伝統的な木彫り像が並び、マリア像を取り囲むように配されています。
各像にはヤモリ、カメ、魚、鳥など島の生き物が彫られており、表情や意匠に地域の文化が表れています。
記念碑と湾を背景にした眺望も写真映えします。


歴史的背景と人物

1848年に上陸した宣教師たちは、キリスト教を伝えるだけでなく、教育や生活文化にも関わり、イルデパンの近代史に影響を与えました。
記念碑はその歴史の節目を伝える場であり、島の暮らしや信仰の一端に触れることができます。
アクセス
記念碑へはホテルの送迎バスやタクシーで行くのが一般的です。
主要な目安は以下の通りです(おおよその距離):
- クト(Kuto)・カヌメラビーチから:約7 km
- メリディアン・イルデパン(Le Méridien)から:約15 km
移動時間や道の状況は季節や道路状態によって変わるので、宿泊先で最新の情報を確認してください。
観光時のポイント
- 記念碑は野外にあるため、日差し対策(帽子・サングラス)をおすすめします。
- 周辺は文化財として大切に扱われています。像や碑文に触れる際は配慮を。
まとめ
サン・モーリス記念碑は、イルデパンの歴史と暮らしに触れられる静かな見どころです。
自然景観と文化が一体となった場所なので、イルデパン訪問時にはぜひ立ち寄ってみてください。

現地からの「静かな幸福」を映像と言葉で。ーLina