
ニューカレドニア離島・イルデパンで最も人気のあるスポットのひとつ、ピッシンヌ・ナチュレル(Piscine Naturelle)
イルデパンの独特な岩礁地形によって形成された、天然の海水プール(ピッシンヌ・ナチュレル)です。
岩に囲まれて波が穏やかなため海水の透明度が高く、プールの中にはサンゴや色鮮やかな魚が生息しています。
シュノーケリングやピクニックにぴったりの、イルデパンを代表する自然の名所です。
この記事では、ピッシンヌ・ナチュレルの魅力とおすすめな過ごし方、アクセス方法、自然を守るための注意点まで詳しくご紹介します。
ピッシンヌナチュレルの魅力

ピッシンヌ・ナチュレルはイルデパンの北東、オロ湾に位置します。
自然が作り出した波静かなプールは世界でも評価される美しさを誇り、周囲にはニューカレドニア固有の南洋杉(アラウカリア)が立ち並び、写真映えする景観が広がります。
潮の満ち引きで表情が変わる点も魅力の一つで、到着する時間帯によって見える景色や泳げる範囲が大きく異なります。
ピッシンヌ・ナチュレルの楽しみ方
シュノーケリングで海中観察

プール内は波が穏やかで、サンゴ礁や色鮮やかな熱帯魚を観察できます。
最大水深はおおむね4〜5m程度のため、初心者でも安心して楽しめます。

絶景を見ながらのんびり
広げたラグやタオルに寝転び、波音と森の風景をゆっくり楽しめます。
潮が満ちると荷物が濡れることがあるので、到着時間と潮汐を確認して荷物の置き場所に注意しましょう。

贅沢気分でビーチピクニック
宿泊先でバゲットサンドなどを用意してもらい、海を眺めながらゆったりとしたピクニックを。
フランス流の“のんびり時間”を楽しむのがおすすめです。
ロブスターランチ(LE KOUGNY)
徒歩約20分のビーチレストラン「LE KOUGNY」では、イルデパン産ロブスターなど地元の味を堪能できます。
食後にハンモックで休むのも格別です。

レストラン LE KOUGNY(ル・クニー) の詳しい情報は
こちらでチェックしてください。
写真を楽しむ
岩が作る入り組んだ風景と穏やかな水面は、静かな一枚を撮るのにぴったりです。
荷物は最小限にして、ゆっくり景色を味わってください。

ピッシンヌナチュレルへのアクセス
行き方は主に3ルート(最終的に合流します):
- 各ホテルの送迎バス/タクシー経由:バスを降りて少し歩き、川を渡って青い看板を目印に進むルート。
- メリディアン宿泊者ルート:約20分の川沿い歩行(橋は渡らない)
- ピローグツアー参加:ウピ湾をピローグで遊覧後、ジャングルをトレッキングして到着するルート(歩行時間は長め、約45分)。
代表的な流れ:
- ホテルから送迎バスで約30分 → 駐車場到着
- 川沿いを約1km(約15分)歩く → 到着



服装・持ち物のポイント
- 濡れてもよい短パンやラッシュガード(満潮で水位が上がる場合あり)
- マリンシューズまたは濡れても良い丈夫なサンダル
- 飲み物(売店が近くにないため必須)
- 虫除け(12月〜4月は蚊が多い)
- タオル・軽食(ピクニック)、シュノーケルセット(レンタルがない場合あり)
- カメラの防水カバーや防水スマホケース濡れても良い短パン・ラッシュガード(満潮時に水位が上がるため)

環境への配慮
ピッシンヌ・ナチュレルは手つかずの自然が魅力です。次の点に配慮して楽しみましょう。
- ゴミは必ず持ち帰る(ゴミ箱はありません)
- サンゴに触らない/踏まない(サンゴは非常にデリケート)
- 餌付けは禁止または非推奨(生態系を乱すため)
- サンゴに優しい日焼け止めを選ぶ(一般的な日焼け止めはサンゴに有害な成分を含むことがあります)
- 潮汐で水位や安全性が変わるため、到着・帰りの時間を確認すること
まとめ
ピッシンヌ・ナチュレルは、静かな水面と自然の造形美を楽しめる特別な場所です。
潮の表情を観察しながら、安全に配慮してゆったりとした時間を過ごしてみてください。

現地からの「静かな幸福」を映像と言葉で。 — Lina