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イルデパンのマルシェ(朝市)ガイド|開催日・買い方・名物食材

イルデパンの朝市会場入り口
朝市会場の入り口

イルデパンのマルシェ(朝市)は、島の中心地バオ村で毎週水曜日と土曜日の朝に開かれる小さな市場です。

地元で採れた野菜や果物、鮮魚、手作りパンなどが生産者から直接並び、買い物だけでなく地元の人々との交流を楽しめる場でもあります。

ここでは開催時間、買い方、カフェテリア情報、季節の果物、アクセス、注意点まで分かりやすくまとめました。

開催日・会場・時間

  • 開催日:毎週水曜日・土曜日(朝)
  • 時間の目安:早朝6時ごろから人が集まり始め、おおむね11時頃に終了します(売り切れ次第早めに閉まることあり)。
  • 会場:バオ村の赤い屋根の建物が会場(地元の集合地点になっています)。
イルデパンの朝市会場全景
朝市会場の全景

マルシェの雰囲気と主な出品物

マルシェは単なる物販の場ではなく、住民どうしや来訪者の交流の場。

並ぶ商品は主に以下の通りです:

  • 旬の野菜・果物(生産者直売)
  • 新鮮な魚(朝獲れが並ぶことも)
  • 手作りパン(バゲット等)
  • 手作りジャムやシロップ(例:パッションフルーツシロップ)
    ※季節外の商品は基本的に並びません。旬の品を楽しんでください。
フルーツパッションのシロップ
採りたての魚

買い方・支払い(重要)

  • すべて量り売りが基本です。会場に計量器が置かれているので、自分で重さを計って購入するスタイルが一般的です。
  • 支払いは現金(CFP)オンリーのことが多く、おつりが用意されていない場合もあります。小銭を準備しておくと便利です。大きな紙幣(例:5000/10000フラン)は断られることがあります。
  • 声をかけて商品を指差しながら注文すればOK。英語・フランス語が通じやすいですが、笑顔と簡単な挨拶で十分です

巨大レタス

会場のカフェテリア

会場内には小さなカフェテリアがあり、コーヒーやカフェオレ、紅茶、手作りケーキやサンドイッチ、揚げ物などがその場で注文できます。

メニュー表はないので、口頭(指差し)で注文するスタイルです。

席があり、地元の人と一緒に朝食を楽しめます。


カフェテリアのマダム 

季節の果物(代表例)

  • パパイヤ — 緑のものはサラダ用、完熟は黄〜オレンジ色で甘い。1年中食べれる。
  • バナナ(11月〜3月) — 多種のバナナが並ぶ。調理用バナナは加熱するとおいしい。
  • スイカ(10月〜3月) — 大玉が一般的(5〜10kg)。
  • パッションフルーツ(5月〜8月、12月〜2月) — 黄色・赤紫の2種。皮がしわになったら食べ頃。シロップも人気。
  • ライチ(12月) — 皮をむいてそのまま食べられる。
  • マンゴー(12月〜1月) — 品種で色や形が異なり、完熟は甘くジューシー。

バニラの苗/マダムが持っているのはパパイヤ

アクセス

マルシェへはホテルの送迎バスまたはタクシーで行けます。

目安の距離:クトビーチ・カヌメラビーチから約7km、メリディアンホテルから約15km。

会場の向かいには島唯一の銀行とATMがあるので、現金補充が可能です(ATMの稼働状況は変動するので注意)


注意点・持ち物

  • 現金(小銭)必携:支払いは現金中心・おつり不備あり。
  • 保冷は期待しない:生鮮は当日中に消費するか持ち帰り用に保冷対策を。
  • 言葉より笑顔:挨拶(Bonjour / Hello / こんにちは)で交流が始まります。
  • 環境配慮:ごみは持ち帰る、過剰な包装は避けるなど地元へ配慮を。

まとめ

イルデパンのマルシェは、朝の新鮮な食材と地元のあたたかい交流が魅力のスポット。

早起きして訪れると、旬の食材と、地元の方の笑顔に出会えます。

現金と小銭を用意して、ローカル体験を楽しんでください。

1日の始まりは笑顔から

現地からの「静かな幸福」を映像と言葉で。ーLina