イルデパンの大自然が創り出した「ピッシンヌナチュレル」を紹介・ニューカレドニア

ピッシンヌナチュレル

ニューカレドニアの離島、イルデパンで最も人気のあるスポット「ピッシンヌナチュレル」。

フランス語でピッシンヌ(piscine)はプール、ナチュレル(naturelle)は天然の、自然の、という意味です。

日本語に直訳すると「天然プール」。

イルデパンのユニークで特殊な地形によってできた、天然のプールです。

海水は常に流れ込んでくるので、プール内は透明度抜群。

サンゴやカラフルな魚が生息しているので、シュノーケリングスポットとしても人気があります。

このページでは、ピッシンヌナチュレルの魅力とおすすめな過ごし方、アクセス方法などを詳しくご紹介します。

現地からイルデパンの魅力や、絶景スポット、最新情報などをお届けしています。
ニューカレドニア、イルデパンへの旅行を計画されている方、興味がある方、ニューカレドニア、イルデパンの名前や存在を知らなった方など含めて、少しでも誰かのお役に立てれば嬉しいです。

ピッシンヌナチュレルの魅力

ピッシンヌナチュレルはイルデパンの北東海岸のオロ湾に位置しています。

イルデパンの大自然が創り出した天然プールは、世界で最も美しい天然プールTOP5に入るほどです。

美しいプールの周りには、ニューカレドニア固有種の南洋杉が生い茂り、イルデパンを代表する絶景が楽しめます。

ピッシンヌナチュレルは、潮の満ち引きによって景色が大きく変わるのも特徴です。

透明度が高いので、水中の魚たちを水面からも見ることができます。

ニューカレドニア固有種 南洋杉

  • ナンヨウスギ属、学名(アラウカリア)
  • 空に向かって垂直に成長する、ニューカレドニアの南洋杉
    ※他の地域では、赤道に向かって傾いて成長する
  • 世界で19種のうち13種がニューカレドニアの固有種
  • 恐竜時代から存在している
ニューカレドニア固有種の南洋杉

お勧めな過ごし方

ピッシンヌナチュレルを楽しむ、4つの「おすすめな過ごし方」をご紹介します。

  • シュノーケリングを楽しむ
  • 絶景を見ながら、のんびり過ごす
  • 贅沢気分でビーチピクニック
  • 最高のロケーションでロブスターランチ

シュノーケリングを楽しむ

ピッシンヌナチュレルはサンゴやカラフルな魚が生息しているので、シュノーケリングに最適です。

波がなく穏やかなプール内は、最高深水が4~5mくらいなので、シュノーケリングが初めての方でも安心して楽しめます。

潮が満ちるとプール内の水が増えるので、泳ぐ範囲が広がります。

シュノーケリング中の魚の餌付けは海洋生物の生態系が崩れてしまう恐れがあるので、おすすめしません。
また、餌付け中に指や腕などを、魚に嚙み付かれることもあります。

餌付けをしなくても、たくさんの魚を見ることができます。

絶景を見ながら、のんびり過ごす

ビーチに大きなタオルやラグなどを敷いて、のんびり日光浴を楽しんだり、寝転んだり、絶景を眺めながらぼーっと過ごしたり。

大自然の中でリラックス&リフレッシュすることができます。

潮の満ち引きの時間は日によって変わります。
潮が引いている時間に到着して、砂地に荷物を置いておくと、潮が満ちた時には濡れたり、流されてしまうので注意しましょう。

贅沢気分でビーチピクニック

目の前に広がる美しい景色を眺めながら楽しむビーチピクニックは、贅沢な気分を味わえます。

フランスの定番・バゲットサンドイッチを宿泊ホテルで用意してもらうだけで、手軽にピクニックが楽しめます。

フランスのピクニックの基本はリラックスしながら、ゆっくりと時間を楽しむこと。

食後は、絶景を堪能しながら、ただただのんびり過ごすのも贅沢な時間です。

最高のロケーションでロブスターランチ

半身ロブスターのグリル

ピッシンヌナチュレルから徒歩20分。

ロケーション最高のビーチレストラン「LE KOUGN(ル・クニー)」でおいしいランチが楽しめます。

テーブルから眺める景色は絶景です。

人気メニューはイルデパン産ロブスター。

また、イルデパンでしか食べることのできないエスカルゴ(カタツムリ)もおすすめです。

オロ湾

ビーチレストランなのでもちろん砂浜。裸足でくつろぎながらランチが楽しめるのは、このレストランだけです。

食後は、お店のハンモックでひと休みしたり、そのままビーチでリラックスするのもおすすめです。

目の前に広がるオロビーチ

ビーチレストラン LE KOUGNY(ル・クニー)

11時半から15時

ピッシンヌナチュレルからレストランへの行き方は、「ピッシンヌナチュレルへのアクセス」の地図内のオレンジの道を参照してください。

ピッシンヌナチュレルへのアクセス

ピッシンヌナチュレルの入場料はひとり200フランです。

おつりがないことがほとんどなので、小銭を用意しておきましょう。

ピッシンヌナチュレルへ行く道は3本ありますが、最後は同じ道に合流します。

・各ホテルの有料送迎バス利用者・タクシー利用者の道()
バスを降りてから少し歩くと、川岸に出ます。川を渡って、青い看板を目印に進みます。

・メリディアンイルデパンホテル宿泊者の道(ピンク)
ホテルから出て、橋を渡らずに川沿いを歩きます。

・ピローグツアー参加者の道()
ジャングルから、川岸に出ます。川を渡って、青い看板を目印に進みます。

各ホテルから
  • STEP1
    ホテルから送迎バスで約30分
  • STEP2
    ピッシンヌナチュレルの駐車場に到着
    料金所で入場料を払う
  • STEP3
    ピッシンヌナチュレルまで川沿いを歩く・約1㎞/約15分
    青い看板を目印に進みます
  • STEP4
    ピッシンヌナチュレル到着
  • STEP5
    帰りのバスの集合場所は駐車場
    時間を必ず確認
メリディアンホテルから
  • STEP1
    ホテル出発
  • STEP2
    川沿いを歩く・約20分
  • STEP3
    ピッシンヌナチュレル到着
ピローグツアーから
  • STEP1
    ピローグでウピ湾を遊覧・1時間から2時間
  • STEP2
    岸到着・ピローグを降りる
  • STEP3
    ジャングルの中をトレッキング・約2㎞/約45分
  • STEP4
    ピッシンヌナチュレルへ続く川岸に到着
  • STEP5
    入場料を払う
  • STEP6
    川岸を歩く・約15分
  • STEP7
    ピッシンヌナチュレル到着・自由時間

    ツアーには昼食が含まれていないので、サンドイッチなどを持参するか、レストラン「LE KOUGNY」でランチ

  • STEP8
    帰りのバスの集合場所は駐車場
    時間を必ず確認

服装

ピッシンヌナチュレルへ続く海水の川

ピッシンヌナチュレルへ行くには、「海水の川」を渡ります。

満潮時は川の水位が上がり、水深が膝下くらいまで深くなる時があるので、短パンや濡れてもいい服装がおすすめです。

靴は濡れてしまうので、丈夫なサンダルかマリンシューズを履いていきましょう。

持ち物

ピッシンヌナチュレルは大自然の中にあるため、近くにお店や更衣室、トイレがありません。

必要なものは全て持って行きましょう。

飲み物 
近くに買う場所がないので、必ず1本くらいは用意しておきましょう。

虫除け 
蚊は一年中いますが、特に12月から4月は蚊が多い時期です。
ピッシンヌナチュレル周辺は蚊が多い場所なので、注意しましょう。

帽子、サングラスなどの紫外線対策

軽食(サンドイッチなど)
近くに売店がないので、宿泊ホテルでサンドイッチなどを注文して持参したり、お菓子などを持って行くとピクニック気分で楽しめます。

水着、タオルなど
更衣室がないので、水着は事前に着用していくのがおすすめ

シュノーケルセット
ホテルのシュノーケルセットや、私物のシュノーケルセットを持参しましょう。
(ウレロッジホテル・メリディアンホテルは無料貸し出しがあります)

自然への配慮

ピッシンヌナチュレルは美しく、手つかずの自然が守られているビーチです。

自然環境を守りながら、ビーチを楽しみましょう。

紫外線対策と環境保護

ニューカレドニアは一年を通して、紫外線が強いです。

特に午前10時くらいから午後15時くらいまでは要注意です。

日陰に入ったり、帽子やサングラスで紫外線対策を行ってください。海に入る時はラッシュガードなどを着て紫外線対策を。

日焼け止めは、サンゴにとって有害です。

サンゴ、海の環境にできるだけ優しい日焼け止めを選ぶと、環境に配慮できます。

ごみの持ち帰り

ピッシンヌナチュレルには、ごみ箱の設置がありません。

美しいビーチを守るために、ごみは持ち帰りしましょう。

持ち帰ったごみはホテルのゴミ箱へ。